【スタッフマネジメント】アルバイトのやる気をグングン上げる褒め方
良いお店作りに大切なこと。
それはパート、アルバイトの働きにかかっていると言っても過言ではありません。
あなたのお店のパート、アルバイトスタッフは強力な戦力となっていますか?
今回はパート、アルバイトのモチベーションを上げ上げにして、強力な戦力へ育てるためのマネジメント術をお伝えします。
最初に結論からお伝えすると、スタッフがよく出来たことに対してしっかりと褒めること!
ただし、心から褒めるにはスタッフがどんな仕事をしたか、はっきり把握しておかなければいけません。
最重要となるのは、スタッフがした行動を把握しておくこと。
そして気づくこと。
これから詳しくお伝えしますね。
まず初めに、あなたはアルバイトをした経験がありますか?
アルバイトってどんな動機で働きますか?
会社に貢献するため?
人の為になりたいから?
きっと違いますよね…。
単純に生活費やお小遣い稼ぎではないでしょうか?
私もそうでした。
もちろん、アルバイトとして働いても、暇な時間が多ければ、ラッキーだなって思いますし、お店の売上なんて気にしません。
終わる時間を待ち望んで、早く遊びに行きたいとか頭の中で考えていたんではないでしょうか?
そうです!
大抵のアルバイトスタッフはお金さえ稼げれば、会社のことなんて、気にしないのです。
うちのアルバイトはやる気がないんだと悩むのは当然のことです。
しかし、だからといってやる気のないアルバイトスタッフばかりでは、良いお店作りなんてできません。
こんな意識の低いアルバイトをどうすればモチベーションの高いスタッフへ育てればいいのでしょうか。
それは簡単です。
冒頭でもお伝えしましたが、褒めることです。
ただし、お世辞ではいけません。
心の底から褒めるのです。
しかし、どんな仕事をしたかもわからないのに褒めることはできません。
しっかり褒めるには、可能な限りスタッフのことを気にかけることが重要です。
例えば、お客様に対して、とても良い接客をしたとか、売らなければいけない商品を販売したとか…
何でもいいのです。
うまくできたことに気づいてあげて、そして心から褒める。
良い仕事に対して、すかさず店長から褒められれば、誰だって嬉しい気分になります。
さらに、他のスタッフやマネージャーからのお褒めの言葉を聞いた際には、間接的にも褒めてあげてください。
例えば、「エリアマネージャーが、◯◯さんの接客はいいねー」って褒めてたよーとか、誰かが陰で褒めていたことをしっかりと伝えてあげましょう。
褒められたスタッフは、褒められたことを継続しようと思うでしょう。
また、褒められたことに対して、意識も高まりますので、より良い仕事をして成長速度は加速していきます。
普段からスタッフの行動に目配りをし、できていること、できていないことを把握し、常に声をかけてあげましょう。
スタッフへの感謝の気持ちを持って見守れば、スタッフの長所がどんどん見つかります。
仮にこれがスタッフのことをほったらかしの店長ならば、どんなに褒めてもお世辞にしか聞こえないでしょう。
もちろん、そんなんじゃスタッフの心に響きません。
店長業務が忙しく、スタッフのことを気にかける時間もない場合は、副店長などの役職者、またはリーダー的な存在のスタッフへお願いしても良いでしょう。
最終的には店長が褒めてあげるのがベストです。
副店長が、◯◯さんのこと褒めてたよーと店長からも褒めてあげてください。
どんなに忙しくても、このくらいしないと店長とは言えません。
この積み重ねで、パート、アルバイトは強力な戦力となって働いてくれるでしょう。
そのうち、アルバイトからも、「店長!◯◯商品が売れました!」とか嬉しい報告が続々と聞こえてくるでしょう。
気にかけることに対して、注意点が一つあります。
それは悪いところばかりに目がいかないようにすることです。
できていない点は注意したり、改善するためのアドバイスは必要だと思います。
しかし、悪いところの指摘だけでは、モチベーションは下がってしまいます。
褒めるべきところもしっかり見つけてあげましょう。
「もう少しこうした方が良かったね。でも、◯◯はとても良かったよ」などなど。
注意した後に、褒めることもセットで行いましょう。
こうすることで、スタッフのモチベーションは保たれます。
ほったらかしは1番いけませんが、注意ばかりでもいけません。
どんなに気が弱い店長でも、最後に褒めるのなら、改善点を伝えることは容易になります。
忙しさを理由に、スタッフをほったらかしにしないように、気をつけていきましょうね。
実践あるのみです。
あなたのお店が良くなりますように。
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